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COLUMN
2023.04.02
テナント物件探し3つのコツ〜ここだけの本音話も〜
こんにちは!ミセギメジャーナルです!
不動産屋の視点でテナント物件(貸店舗)探しのコツをお伝えします!
大手やチェーン店のテナント探し
貸店舗などテナント物件を探していて、「良い物件が中々ないな~」「条件に合う物件が出てこないな~」など、悩んでいる方は多いと思います。実際、資金と人材の豊富な大手チェーン店などでも、自社の求める条件のテナント物件を手に入れるためには相当の苦労と努力をされています。そもそも大手チェーン店が出店したい場所は、人が集まる一等地であり、同じような立地に出店したいライバルも沢山いてしのぎを削っています。さらに、街をよく見渡してみればお分かりの通り、そのような立地はすでに既存の優良店舗に押さえられているだけでなく、仮にあってもその数はとても少ないはずです。多くの店舗開発の専門スタッフを抱えている事業者であっても大変です。彼らは足しげく地域の不動産会社やオーナーを周ったり、建設会社などとも情報交換しながら、テナントの空き情報や新築情報を集めています。そして、そのような優良情報は、一般の人々が空きテナント情報として目にする前に、大手や繋がりのある出店事業者に情報が流され決まってしまうということが、実際多いと思います。貸主や不動産会社の側からしても、資金力があり安定しているように見える大手や、顔の見える相手に貸す方がリスクが低く思えるため、これはある意味自然の流れかもしれません。では、一般の小さな店舗や独立開業する人はどのように良いテナント物件の情報を集めていけばよいのでしょうか?
一般の小さな店舗や独立開業者のテナント探し
ちまたでは色々な方法が語られていると思いますが、あらゆる立場でテナント物件に関わってきたミセギメの私見を書きます!結論から言うと、一般の方が、テナント物件(貸店舗)を探すときは、次の3つのポイントが大切ではないかと思います。
ポイント1 自分の店に合うテナント物件の条件を冷静に見極める
正直、大手やチェーン店が出店するような立地の物件はかなり高額な賃料になることが多く、条件が合う場合でも先にお伝えしたような理由で大手と競合した場合は、中々競争に勝てるものではありません。仮にテナント物件を手に入れることができたとしても、そのような一等地では開店後の競争が激しくなる可能性もあり、さらに想定通りの売り上げを確保できない時は賃料負担に耐えられなくなる可能性も秘めています。
それならば、一段と現実的に掘り下げて考える事がポイントです!
例えば、大手が競合しない物件(立地、広さ、設備などの面で)を重点的に探したり、さらには自分の店の個性や特徴、違いをもう一度考え直し、開店後の集客戦略を看板という立地だけに頼るのではなく、広告やDM、インターネット、さらには開店前からのファン作りを進めるなど、賃料のかかる一等地、すなわち「賃料=広告宣伝費」を他の広告や広報宣伝活動に振り返るという発想転換も必要ではないかと思います。ミセギメも物件探しをお客様と進める中でこのような方向転換を一緒に考えることがあります。頭と体と時間を使えば集客は決してワンパターンではないということが発見できるのではないでしょうか。いづれにしても、「賃料(立地)=広告宣伝費」という意識は持たれた方が幅は広がると思いますよ。
ポイント2 テナント物件(貸店舗や事務所)に強い不動産会社を探す
皆様もご存知の通り、街の不動産屋や営業マンは主に住宅を中心に仕事をしています。
アパートやマンションなど賃貸住宅の仲介、管理、または中古のマンションや戸建ての仲介、はたまた新築のマンションや建売住宅の販売などどれも人が住んで暮らすための「住宅」という用途の不動産を主な商品としてサービスを行っています。
一方、テナント、つまり店舗や事務所(オフィス)は「事業用」物件とも呼ばれ、事業者の方々が「商売」を行うために使う物件になります。ここでの問題は、一般の不動産会社やその営業マンは主に住宅を扱っているため、店舗や事務所といった事業用のテナント物件に慣れていない人が多いということです。
不動産会社の中には、テナント物件の取り扱いを嫌煙している人もいたりします。その理由は、テナント物件は、物件自体もさることながら、その利用者の用途も住宅とは異なりマチマチであり、扱う不動産業者としては手間がかかるからです。
確かに住宅の場合は、マンションや戸建て、新築や中古、ワンルームや3LDKなど各種ありますが、主要な基本設備はどの物件でもほぼ同じで、広さやグレード、ターゲットに応じて各種アレンジは施しますが、基本は「人が住む」ということにおいては共通しています。
一方、テナント物件の場合は、店舗や事務所でも全く違うだけでなく、店舗の中でも飲食店や物販店、サービス店舗があり、さらに、飲食店の中でもレストランやカフェから寿司屋や煙がたくさん出る焼き肉屋など、あげればキリがないほどレパートリーが豊富です。しかも、それらの違いに応じて、立地や設備や広さ、さらには取引のやり方なども変わってきます。
なので、貸店舗などのテナント物件を探す時は、できればテナント物件の取り扱いに慣れた不動産会社に依頼した方が積極的に物件探しを行ってくれるだけでなく、テナント物件特有の専門的アドバイスも提供してくれると思います。
ポイント3 信頼できる不動産営業マンと二人三脚で探す
実は、良いテナント情報は、例え不動産業者であったとしても情報を入手するのが難しいのが現実です。その理由は、テナント物件においては、立地が重要視されるからです。
仮に隣の部屋であったとしても、店舗のお客様から見える目線一つで、価値が下がってしまう可能性もあり、物件探しはとても難しく、根気のいるものになります。
さて、昨今の一般の方々は、自分でインターネットを見て物件探しをして中々良い物件を見つけることができないと、次に気になる街に出向いて様々な不動産会社に物件探しの依頼をされるわけです。
そのため、依頼者に合う物件を紹介するためには、それなりに時間が掛かるのが一般的です。
さらに、ポイント1でもお伝えしたように、物件探しをする過程の中で現実を見ながら自分が開店する店舗にとって本当に必要な物件の条件が見えてくるものです。
このような店舗探しの特徴と自分の店に合った物件を探すプロセスを共に伴奏してくれる物件探しのパートナーを探すためには、不動産業者に対して、先にお伝えした専門性や経験を求めるだけでなく、物件探しを依頼する側からも「あなたにだけ依頼している」という意思表示を示すなど、お互いの信頼関係がないと良いテナント探しは、中々できないケースが多いです。
ミセギメでは飲食店に特化したテナント探しをしています!
ミセギメは、今では上記のようなスタイルも含む色々な方法でテナント探しをお手伝いしています。
その方が、物件探しだけでなく、一番大切な物件を借りた後のお客様の事業の成功確率が高いと思うからです。ミセギメは、お客様と二人三脚で物件探しをしています。
全国の業者間情報を精査して物件情報をお客様に紹介します。
一方、お客様自身がインターネットなどで発見した物件情報をミセギメに伝えてもらい、ミセギメがワンストップで物件の確認、資料の取り寄せ、内覧、仲介の対応、そして開店、開業のアドバイスを行っています。このやり方が、お客様としてもメリットが多いと思いますし、サポートをする我々としても大きなやりがいを感じています。
テナント物件を探しているあなたの参考になれば幸いです。
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