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COLUMN

2023.04.26

店舗物件の探し方とコツ!失敗しないための3つのポイント

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こんにちは!ミセギメジャーナルです!

店舗物件を探すなら「売上の出やすい物件を見つけたい」と考えますよね。しかし実際、どこを重視して決めたらいいのか分からない人が多いのも事実です。

「立地がいいから」「賃料が安いから」となんとなく選んでしまうと、もし自分の商売と相性の悪い物件だった場合、売上は上がらなくなってしまいます。

では具体的にどこを重点に見るべきなのでしょうか?

本記事では、自分の商売に最適な物件を見つけたい人のために、店舗物件の探し方と失敗しないための3つのポイントを紹介します。

希望条件を決める

物件選びのチェックポイント

まずは、希望の条件を洗い出し、優先順位をつけておきましょう。
一通り書き出すことで、重視すべきポイントが明確になります。

少なくとも、以下の項目について、希望条件を整理しておくといいでしょう。

①賃料
②エリア
③広さ
④営業可能時間
⑤駐車場の有無、台数
⑥店舗の物件タイプ
⑦スケルトンか居抜きか

例えば、

①エリア:〇〇駅~〇〇駅
②面積:〇〇坪以上
③賃料:〇〇万円以下

といった具合に、優先したい順に希望条件を書き出していきます。

また、物件のタイプによって賃料も大きく変わるので決めておきましょう。
・ビルイン、独立店舗、商業施設
・ビルイン物件なら1階限定なのか、空中階でも検討できるのか

あまり細かく設定すると選べる物件が少なくなってしまうため、「最低でもこれだけは譲れない!」という優先すべきポイントを3つほど絞りましょう。

失敗しないために確認しておきたい3つのポイント

希望条件を整理できたら、いよいよ物件探しが始まります。

実際に店舗物件を見に行く際は、下記3つのポイントを確認しましょう。

①エリア性や交通の便

②物件の状態

③過去の情報と周辺環境

確認漏れを防ぐためにもチェックリストを作成し、記録しておくと複数の物件を比較できるので便利ですよ。

ここでは、チェックしておきたい3つのポイントをひとつずつ解説していきます。

①エリア性や交通の便


店舗物件において、エリアの選定や交通の便はとても重要です。しかし、賃料との兼ね合いを考慮しなければなりません。

駅前や繁華街はお客様を引き込めるチャンスが多くありますが、そのぶん賃料は高くなってしまいます。すでに近隣に同じような業態の店があれば、競争も激しくなるでしょう。一度出店したら簡単に場所を変えることができないため、儲からなければ賃料だけで赤字…なんてことにもなりかねません。

自分の商品やターゲット層をよく見極め、予算と照らし合わせながら最適な立地が見つかるまでエリアはじっくり検討しましょう。

最近では、テイクアウトや宅配を利用する人も増えているので、必ずしも店内飲食にこだわらない、またはテイクアウトや宅配を中心にシフトチェンジを考えているのであれば、わざわざ賃料の高い一等地に店を構える必要はなくなります。

どこを重視するかは、業種や顧客のターゲット層などによっても異なるので、自分の店舗における「好立地」を見極めましょう。

②物件の状態

飲食店は店舗物件の設備や、整備状況をしっかり確認することが大切です。

スケルトンか居抜きかによっても異なりますが、下記の点はチェックしておきましょう。

・築年数
・水道やガス、給排気の容量
・動線

さらに居抜き物件の場合は、

・設備の確認、状態(キッチン・エアコン・トイレ・ダクトなど)
・バリアフリー対応
・害虫などの侵入の痕跡

などは、最低限チェックしておきたい項目なので、できるだけ多くの情報を不動産業者や管理会社に確認してみましょう。

また、物件内だけではなく、外壁や窓など物件外側の整備状況も確認することがポイントです。

③過去の情報と周辺環境

1:前入居店舗の退去理由

前に入っていた店舗の退去理由も聞いておきましょう。
店が繁盛して手狭になったために移転したのか、集客が悪くて撤退したのかでは話が違ってきます。

近隣店舗や住民の方の評判も役立ちます。余裕があれば実際に聞いてまわるのもいいでしょう。
あるいは今、口コミなどSNSでも調べられますので、ぜひチェックしてみましょう。

2:日時による客層の変動

物件の内見をするときは、ほとんどが昼間に行われるかと思います。しかし、夜も営業する場合、夜間の状況も知っておきたいところです。
日中と夜間の人通りの違いや、近隣の夜営業している店舗にはどのようなものがあるか、などチェックしておきましょう。
また、平日と休日で雰囲気が変わることもあるため、できれば両方を何日間かに分けて、見ておくのがおすすめです。

3:(ビルインの場合)近隣住民の情報収集

特にビルインの場合、同物件に居住している人や利用している人がいるかどうかも見逃せないポイントです。
もし、他の階が居住用になっていたら、住民に対して騒音や臭いなどを配慮しなければなりません。

企業や事務所などが入っている場合、そこの従業員などをリピーター客に取り込めるかもしれません。

トラブル回避や集客のためにも、近隣住民の情報を集めておくことがポイントです。

【まとめ】ポイントを抑えて失敗しない物件探しを

飲食店の場合、「何をどこ売るか」は切っても切れない関係であり、店舗探しにおいてとても重要です。

自分の店舗に相性のいい物件を見つけるためには、なんとなくで物件を選ばないことです。

だからといって、すべての希望を満たす完璧な物件などありません。妥協できる点と絶対に譲れない点を整理し、優先順位をつけることが大切です。

しっかり分析や情報収集した上で、現地で丁寧に確認を行い、自分の商売に合った最適な店舗物件を見つけましょう。

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