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COLUMN

2023.04.03

テナントの「審査」とは?契約前に抑えておくべきチェックポイントを解説!

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こんにちは!ミセギメジャーナルです!

皆さま、テナントを契約する前に「審査」というものがあるのは、ご存じでしょうか?

実は、契約したいテナントが見つかっても、誰でもすぐに契約できるわけではありません。

契約の前には必ず「審査」があります。

今回は、テナントを契約する前の「審査」の流れと、抑えておくべきポイントを解説します!

「審査」とは?テナント契約前の流れ

審査とは、不動産業者や物件のオーナーが安心して契約するために、しっかりと店舗を経営できる人物なのかを判断します。

契約の希望を出したとしても審査によって、不動産業者やオーナーから断られるケースもあります。

好立地の物件であれば、他にも契約を希望している人がいるかもしれません。その場合には、より厳しい審査によって入居者が選ばれることになります。

それでは実際に、契約したいテナントが見つかったら、どのような流れで審査を受けられるのでしょうか。

ここでは、テナントが見つかってから審査までの流れを解説していきます。

不動産業者に「申込書」を提出して書類審査を受ける

契約したい物件が見つかったら、まず不動産業者に契約の意思を伝え、「申込書」を提出しましょう。

これは賃貸マンションなどとほとんど同じもので、氏名や住所、勤務先、年収、連帯保証人などを記入して提出します。不動産業者が申込書の内容を見て、今後きちんと店舗を経営できる人物なのかを判断します。

申込書の内容に不備や虚偽がないようにするのは当たり前ですが、前後のやり取りにも配慮することがポイントです。

なぜなら、最終的にはテナントのオーナーとの契約になりますが、最初の対応してもらうのは不動産業者なので、「この人ならオーナーに紹介しても心配ない」と思ってもらう必要があるからです。

テナントの契約は、ビジネスのやりとりなので第一印象がとても大切です。服装や言葉使いなどにも注意しましょう。

テナントのオーナーと打ち合わせ


不動産業者の書類審査が通ったあとは、テナントのオーナーと打ち合わせや面談をすることが多いです。

顔合わせの意味合いもありますが、今後コミュニケーションをうまく取ることができる相手なのか、しっかりと店舗を経営してくれるのか、といったことを確認する機会でもあります。

そのため、これまでの実績や経験、今後の明確なイメージなどを説明できるようにしておくことが大切です。

「審査」で抑えておくべきチェックポイント

テナント契約前の審査を受ける流れは、お分かりいただけたと思います。

ここでは、さらに具体的に審査で重要視されるポイントについて解説していきます。

経験年数


飲食業の経験年数はとても重要視されます。オーナー側からすると、業界経験が豊富であれば安心してテナントを貸すことができます。

例えば、有名店での勤務歴や店長経験などがあると「良い店になりそうだ」と思われ、信頼度も高まるでしょう。

もし経験が少ない場合は、料理教室の運営や持っている資格など、集客に繋がりそうな権威性をアピールすると良いでしょう。

人間性


飲食業はサービス業なので、最終的には「人柄で選ばれる」といっても過言ではないほど人間性は重要視されます。

最初は飲食業に貸すつもりのなかったオーナーでも、人柄を見て判断を変えたケースもあるほどです。

オーナー側も「この人ならテナントを貸したい」と思えるような、人柄の良い人と契約したいと考えるでしょう。

明確な事業計画


いくら魅力的なお店に見えても、事業計画が明確でなければオーナーも物件を貸したいとは思いません。

継続的に経営する意思と計画性がないと不安だからです。

「評判のある良いお店に長く続けてもらいたい」と思うのが一般的なので、事業計画は明確に提示し、安心して契約してもらえるように心がけましょう。

営業時間


テナントの所有者であるオーナーにとって、近隣に配慮するためにも営業時間はとても気になる問題です。

特に住宅地に近い場合は、深夜まで営業するとクレームに繋がる可能性もあるからです。

場合によっては、オーナーの希望や話し合いの上で営業時間を変更する必要もあると考えておきましょう。

近隣の同業種

例えば、契約したいテナントがビルの場合、もしすでに同じビル内に同業種が営業していると、審査に落ちる可能性があります。同じビル内のテナントで競合を避けるためです。

オーナーの考え方にもよるので、申し込み前に確認しておきましょう。

煙や騒音が出る場合の対策

焼肉店や焼き鳥店などは、油などでお店も汚れやすく、煙も出る業種なのでマンションの一階テナントなどは断られるケースもあります。

排気口をビル上部まで伸ばすなどの対策をとることで審査が通る場合もあるので、オーナーに相談してみるのも良いでしょう。

連帯保証人に不安がある人は


テナントの契約時には、家賃が払えない場合に備えて「連帯保証人」を別の誰かに依頼しなければなりません。

親族に依頼する人が多いようですが、借主と同等の支払い義務を背負うことになるため、なかなか頼みづらく連帯保証人の依頼先に困るというケースも。

契約書の捺印

連帯保証人を見つけられない場合は、「家賃保証会社」の利用を検討してみましょう。

保証金は利用する保証会社によって異なりますが、家賃の1ヶ月分程度になることが多いようです。

他にも、保証金の上乗せや、家賃をまとめて前払いする方法などによって、連帯保証人なしで契約できる場合もあります。

連帯保証人に不安がある人は不動産業者に相談してみるのも良いでしょう。

「審査」とは、これまでの経験や人間性、業種や営業時間、保証人に至るまで、実に様々な要素によって判断されます。開業後の明確なイメージや、しっかり経営できる人物であることを伝えられるように、前もって事前準備をしておくことが大切です。

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