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COLUMN
2023.04.19
エステサロンを開業するための開業準備とは?
こんにちは!ミセギメジャーナルです!今回は『エステサロンを開業するための開業準備とは?』にして解説します!
テナント探しにかかる時間はどれぐらい?
テナント探しには5つの段階があります
テナントは、不動産屋さんで契約をするのが一般的。個人の住まい探しでも同じですね。個人の住まいなら「今日は家を決めよう」と思った日に不動産屋さんに飛び込んで、条件を相談していくつか内見すれば決められます。
でも、良いお店をつくるなら、不動産屋さんに行くのは最後の段階。それまでにやっておくべき準備やステップがあります。次の5つのステップを考えてください。
STEP①広く情報収集して賃料相場をつかむ
STEP②出店する街を決める
STEP③出店する街を歩いて調査する
STEP④インターネットで物件情報を得る
STEP⑤いよいよ不動産へ行く!
この5つのステップで4ヶ月くらいはかけるんだ、と思ってじっくり探すのがおすすめです。だいたい開店の2か月前くらいに物件を契約して、内装の設計や工事に入りますから、お店をつくるには半年くらいはかかるものです。
検索して地図などにメモすれば把握しやすい!
まずはステップ①、広く情報収集しましょう。「この駅のある街でお店を出したい」というイメージはあっても、そのまま駅前で物件探し、と考えるのはまだ早いです。その駅近辺や両隣の駅などのテナント物件について、まず一度ネット検索して賃料の相場をつかみましょう。
駅から少し離れればどれくらい安くなるか、同じビルでも1階と2階ではどれくらい違うのか。隣の駅の方が実は有利ではないか? など、たくさんの物件情報に目を通していきましょう。
その際、近隣の地図を用意して、「ここはいくら」「こっちならいくら」と地図に書き込むのが大切。ただただネット検索していると、「うわ、どこも高いなあ」という印象だけが残って、疲れてしまいます。
地図に書いていけば記録が残り、客観的に眺めることができるので、「あれ、ここはさっきより安いな、駅から少し離れたからかな」と観察できるようになります。
出店する街が見えてきたら実際に街に行ってみる!
ネット検索で自分の中に地図ができ上ったら、ステップ②、出店する街を絞り込みましょう。「最初は資金も少ないから少し駅から離れて、このあたりは家賃が安そうだし、どうだろう?」と2、3か所に絞っていきます。
ステップ③、少し目星がついてきたら実際に街に行ってみましょう。人の流れがどちらからどちらへ流れているか。年齢層など来てほしいイメージに合うお客様が多く住んでいそうか。お客様の「供給源」となる団地や住宅街がどのあたりにあるか? そうしたポイントを見ていきます。
駅から離れたところでも、スーパーマーケットがあって意外に人の流れが活発だな、といったことが見えてきます。こうした印象は時間帯で変わったり、平日と週末でぜんぜん違うということもありますから、曜日や時間帯を変えて何度も行ってみます。
もちろん、良いテナントビルや、ライバル店の存在も確認しましょう。詳しくは、下のリンクをクリックしてみてください。
インターネットで物件検索
ステップ④、こうして相場や街の感覚をつかんでから、改めてインターネットで物件探しをしていきましょう。最初に検索した時と違って、「この場所の割には高いなあ」とか、「あのスーパーの近くだから良さそう!」など、判断材料がいっぱいできているはず。
でもネットの情報は見比べにくいもの。たくさん画面を開いては閉じてを繰り返していると、何がなにやら分からない!という感じになってきます。
プリンターを持っているなら、物件のページをどんどんプリントアウトして、物件の注目ポイントを赤ペンで丸囲みしていきましょう。それを机に並べて比較していけば、落ち着いて見比べることができるようになります。
たくさんプリントアウトするのはもったいない!と思う場合は、パソコンの画面でスクリーンショット(画面を画像で保存すること)をとってワードなどのソフトに貼り付けていきましょう。
不動産屋さんに行く前に決めておくポイント
ステップ⑤、この物件がいいな、と思えるものがいくつか見つかったら、いよいよ不動産屋さんに行くことを考えていきましょう。
でも、物件のプリントアウトを持って「これください!」なんて言いに行くのではなく、条件をしっかり話して、不利な点がないか、よく見極められるように準備しておきます。次の3つのことをしっかり紙に書いておきましょう!
✔️①エステのベッドは何台置きたい?
✔️②いつ頃までに開店する予定?
✔️③初期費用と賃料はどこが限界?
①はエステティックサロンにとって、「物件の広さ」を決める一番の基準です。ちょっと狭いけど安い! なんて物件があったとき、「ベッドはぜったい2台置く」ということを忘れて契約してから、しまった! とならないようにご注意を。
②は、不動産屋さんまで来ているのですから、あと3~4ヶ月で開店するはず。これは「だいたいいつ頃」と伝えられるようにしましょう。いつオープンでも構わないけど良い物件があれば、なんて人には、不動産屋さんだって真剣に「良い物件を紹介してあげよう」と思ってくれるはずがありません。
③もしっかり紙に書いておきましょう。物件選びで失敗しやすいのは、考えていたよりもちょっと高すぎる物件が魅力的に見えてしまうこと。「この広さ、この立地、最高!」なんて思ってついつい決めてしまいがちです。
坪2万5千円まで、と考えているなら、坪2万円の物件から見ていくこと。最初から2万5千円と不動産屋さんに伝えると、2万8千円や3万円の物件でも「まあ何とかなる」と思ってしまい、保証金や内装費、冷暖房費などがびっくりする金額になってしまった、というのは物件選びで一番気をつけるべきポイントです。
テナント探しに成功したい!ポイントとは?
エステサロンは水をつかったり、照明や冷蔵庫、冷暖房などで意外に電気も使うもの。洗濯機、乾燥機も標準装備です。水道工事のしやすさや電気容量など、チェックポイントはたくさんあります。
道を歩いている人に気づいてもらいやすい店か、その人が「良い感じのサロンができているな」と感じてもらえる外観か。
サロンづくりの本やホームページをしっかり見てチェックリストをつくって内見に臨むと良いでしょう。
でも実は、一番大切なのは、不動産屋さんが一生懸命に対応してくれることです。なかなか借り手がなくて困っている物件を出してくるのではなく、「このお客さんの考えているお店にぴったりの物件はこれだ!」と考えてくれるかどうか。
そのためには、その気持ちを引き出すだけの準備をしていることが欠かせません。夢物語ではない資金計画や店舗イメージ、集客方法など考え抜いて不動産屋さんの扉を叩くようにしたいものです。
ミセギメでも実際、これからお店をスタートさせるという方から相談をいただくことがあります。多くのお店にご協力してきた経験をご提供できるかもしれません。ぜひミセギメご相談ください。
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