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COLUMN
2023.05.06
どうやって選ぶ?業種別テナント探しの解説
こんにちは!ミセギメジャーナルです!
事業を始めようとした時、人通りや交通量が多い場所を選べば集客は容易だと思っていませんか?
業種によって最適な場所は大きく異なります。
今回はテナントを借りる際に必要な費用と業種別のテナントの探し方を解説していきます。
テナントを借りる際に必要になる費用
アパートやマンションなどの住居を借りるために賃貸契約をする人は多いかもしれませんが、テナントを借りた経験がある人を探すのは難しいかもしれません。アパートやマンションを借りるときと同じこともありますし、テナント特有のルールがある事もあります。今回はテナントを借りる際に必要になる費用について説明していきます。
敷金・保証金
テナントの貸主に預けるお金として敷金・保証金があり、賃料の6ヶ月~10ヶ月分の金額を預けることがあります。人気エリアの場合、敷金として「15ヶ月分」納めなければならない例もあります。
アパートやマンションを借りる場合、敷金や保証金は家賃の1ヶ月〜2ヶ月分程度ですみますが、テナントを借りるときは敷金を多く預けなければいけないことが多いです。その理由としては「滞納リスクが高い」「退去後にスケルトン戻しにしなければならない契約なのに、借主によって解体工事が行われなかった」といったときの保険です。なお、償却として敷金や保証金の一部が返還されないこともありますので、契約時にしっかりと確認しておきましょう。
仲介手数料
不動産仲介業者に支払う手数料で、相場は賃料の1ヶ月分となります。
前家賃
家賃は前払いのため、契約時にも家賃を納めることになります。
造作譲渡料と手数料
造作譲渡料とは、居抜き物件に残されている内装や厨房設備などを買い取る際に必要になる費用の事です。
また、造作譲渡は紹介業者への手数料も必要になります。
テナントの探し方
開業をするとなると、条件にあった物件を見つけなければいけません。
物件を探す方法は3つあります。
①出店エリアにある不動産へ直接行く
不動産に直接行くメリットは、インターネットで紹介されていない物件を教えてもらえることがあるので幅が広がります。
②インターネットで探す
インターネットで物件を探すメリットは、飲食業や美容業などに特化したサイトあるため探しやすい、現地に行く手間がかからないことです。
③知り合いに物件を紹介してもらう
テナントを借りている、持っている人と知り合いだとこれから店を閉める予定があったり、移動で手放す予定などの情報をいち早く入手することができます。
カフェを開業する場合は客層が立地ごとに変わる
出店エリアは大きく分けると3つあり、オフィス街、住宅街、繁華街です。
オフィス街の場合、ランチタイムに需要はあるものの、会社が休日のときや終業時間後の売上はあまり期待できません。
住宅街の場合、住宅街の年齢構成にも影響があるため、その住宅街の下調べが必要になります。子育て世帯が中心の住宅街なら主婦層がターゲットになりますし、高齢者が中心の住宅街なら高齢者がターゲットです。その場合は、開店時間を早めにした方がリピーターが増える可能性が高くなります。
繁華街の場合、さまざまな場所から人が集まるものの、競合店がたくさんあったり、固定客もつきにくいです。また、賃料は他の2つのエリアよりも高額になる傾向があります。
どんなカフェを開きたいのかを考えて、エリアを絞っていきましょう。
塾を開校するなら人目の多い場所にする
通りを歩いていたり自動車で移動していたりすると、「有名高校や有名大学に〇〇名合格!!」といった張り紙を見たことがある人は多いはずです。
塾を開くのであれば人通りの多い場所や、学校から徒歩圏内のテナントを探します。
なぜなら人目につきやすく、保護者の方も安心して通わせることができます。学校から近ければ、多くの生徒を集めやすいです。子供を送り迎えするための駐車場を確保できるテナントがあればなおいいでしょう。
子供がトラブルに巻き込まれるリスクが高い繁華街などは避けましょう。
美容室を開業するときには人口動態や年齢構成の確認をする
美容技術で差別化がしにくくなっているため、お客様にとって利便性の高い立地であることが条件になりやすいです。例えば、大型スーパーの近くや駅の周辺などがいいでしょう。
ここでポイントになるのが、テナント周辺の人口動態や年齢構成です。子育て世代をターゲットにするのか、高齢者をターゲットにするかでテナントを借りる場所も変わってきます。駐車場が必須の立地もあるはずです。もし駅周辺で美容室を開業するなら、人も集まるし急いでいるお客様も多いはずなので回転率が大事になります。。駐車場が必須な立地もあるはずなので確認しておきましょう。
テナントを借りるときにはお店のコンセプトを明確にする
物件を探す前に、どのようなお店を持ちたいのかを明確に決める必要があります。資金力があれば人気エリアでテナントを借りることを考えてもいいかもしれませんが、そのような人は多くはないはずです。コンセプトを決めて出店エリアが決まったら、実際に現地調査を行ったり競合店に入ってみたりしてから、テナントの契約を進めていくと参考にしやすいでしょう。
テナントを借りるときには本記事をぜひ参考にしてみてください!
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